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胃内視鏡検査(胃カメラ/上部消化管内視鏡検査)

胃内視鏡検査(胃カメラ/上部消化管内視鏡検査)Gastroscope

  • 内視鏡専門医・指導医による、静脈麻酔・二酸化炭素送気で楽に受けられる、鼻から挿入する苦痛のない胃内視鏡検査(胃カメラ)(口からお受け頂くことも可能です)
  • 内視鏡検査日に結果説明、カラー写真を合めた所見用紙も直接お渡し
  • 胃・大腸内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の同日検査も可能
  • 検診異常の精密検査の胃内視鏡検査(胃カメラ)にも対応(江東区胃がん精密検査医療機関)

鼻から挿入する細くて軟らかな楽に受けられる胃内視鏡検査(胃カメラ)

細径上部消化管内視鏡スコープ細径上部消化管内視鏡スコープ
GIF-1200N

当クリニックで検査に用いるのは、咽頭反射を起こしにくい(オエっとならない)、鼻から挿入する胃カメラ(経鼻内視鏡)です。
通常の口から挿入する胃カメラ(経口内視鏡)では、舌根部・咽頭後壁への内視鏡の物理的接触が咽頭反射を生じる原因となりますが、経鼻内視鏡では鼻から挿入することによって、これらの部位への刺激を避けることができるため、オエっとなりにくくなっています。以前は画質などに問題があった経鼻内視鏡ですが、近年は高性能化によって問題なく質の高い検査を行うことが可能となっています。
当クリニックではこの経鼻内視鏡を、技術を持った内視鏡専門医・指導医が丁寧に挿入して検査致しますので、苦痛なく楽に受けて頂くことができます。
鼻腔の狭い方やご希望のおありの方では、口から挿入する経口内視鏡検査も行うことが可能です。

二酸化炭素(CO2)送気でおなかが張りにくい

二酸化炭素送気システム二酸化炭素送気システム

内視鏡で胃の中を観察する際には、微小な早期胃がんなども見逃さないために、管腔内を気体で膨らませる必要があります。
以前はその気体として通常の空気が用いられていたために、検査中から検査後のおなかの張りが強く、胃内視鏡検査(胃カメラ)が敬遠される理由の一つにもなっていました。近年は空気の代わりに、粘膜からの吸収が速い二酸化炭素(CO2)が胃を膨らませるために用いられるようになってきており、ほとんどの大学病院をはじめとした多くの基幹病院では、検査・治療の際にこの二酸化炭素が用いられています。
一般のクリニックのレベルではまだ十分な普及に至っているとはいえない二酸化炭素送気ですが、当クリニックでは原則としてこの二酸化炭素送気を行っているため、お腹の張りにくい楽な胃カメラをお受け頂くことができます。

意識下鎮静で楽に受けられる胃内視鏡検査(胃カメラ)

安全で苦痛のない検査・治療のため、当クリニックは静脈麻酔による意識下鎮静(ボーっとして楽でありながら、完全には意識がなくならないレベル)での胃内視鏡検査(胃カメラ)に対応しています。
検査中は指先にセンサーを装着して血中酸素飽和度と脈拍数をモニターしておりますので、安全性もしっかりと確保しながらの検査を行うことが可能となっております。
鎮静下での胃カメラの際には、鎮静導入から内視鏡検査、リカバリー(鎮静からの覚醒)に至るまで一貫してストレッチャー上で行いますので、患者さまにはご自身で移動して頂く必要がなく、当クリニックスタッフによるストレッチャー移送による部屋移動が可能となっております。意識がはっきりとする前に起き上がったりする必要もないため、楽で安全です。
ただし鎮静での検査を行った後は、翌朝まではお車を運転して頂くことはできません。
お車でのご来院をご希望される方や、忙しくて在院時間を短くしたい方には、鎮静剤を使用しない方法での検査も行うことができます。逆に内視鏡検査に強い不安をお持ちの方などでは、鎮静剤の量を多少増やすなどの対応も可能です。
他院での胃カメラが苦痛だったという方も、ぜひ一度当クリニックへご相談ください。

最新の高性能内視鏡システム

内視鏡システム内視鏡システム
EVIS X1

当クリニックで採用している内視鏡システムであるEVIS X1は、高精細画像での撮像ができるだけでなく、狭帯域光観察(narrow band imaging, NBI)の性能も非常に高いものとなっているため、通常発見しにくいような早期のがんなどの病変も明瞭に描出することができるようになっています。

通常光(白色光)観察ではやや不明瞭な早期胃がん病変ですが

通常光(白色光)観察ではやや不明瞭な早期胃がん病変ですが

NBI観察では明瞭化しています

NBI観察では明瞭化しています。

細径上部消化管内視鏡スコープ細径上部消化管内視鏡スコープ
GIF-1200N

通常、細径内視鏡での検査ではジェット送水機能が備わっていないため、粘液の付着が強いような場合などでは、十分に洗浄できない状態での検査になるか、シリンジ送水で時間をかけての洗浄を行っての検査となってしまいます。いずれの場合においても、観察が不十分になったり、検査の長時間化から患者さまの苦痛が増えてしまったりなどのデメリットを生じます。
これに対応すべく、当クリニックでは鉗子口から自動送水を行うことのできる送水装置であるウォータープリーズをご用意させて頂いております。本機を用いることにより、経鼻鏡のような細径内視鏡においても送水機能を用いることができ、迅速に十分な観察を行うことができるようになります。

送水装置送水装置
ウォータープリーズ

これらの機器を用いて経験豊富な内視鏡医が丁寧に観察を行うことにより、皆さまに快適かつ迅速でハイクオリティーな胃内視鏡検査(胃カメラ/上部消化管内視鏡検査)をお受け頂ける体制となっております。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ/下部消化管内視鏡検査)との同日施行も可能

当クリニックでは、胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を同日にお受け頂くことが可能となっております。
ご自宅もしくは当クリニックで腸管洗浄液を服用して頂き、胃カメラをお受け頂いた後、大腸カメラをお受け頂く形になります。
胃カメラ・大腸カメラを同日施行希望の方は、ご遠慮なくお申し出ください。

胃内視鏡検査(胃カメラ/上部消化管内視鏡検査)の費用

胃カメラのみ 約2,000円(1割負担)、約6,000円(3割負担)
胃カメラと生検検査 約3,000~4,000円(1割負担)、約9,000~12,000円(3割負担)

※ 生検検査(病変の一部をつまむ検査)は、採取した検体の組織病理学的検査(顕微鏡での組織の検査)を行うものです。特殊な炎症やがんなどの腫瘍性病変などが疑われた場合に行います。

胃内視鏡検査(胃カメラ/上部消化管内視鏡検査)の予約取得から検査まで

1.検査予約
webで胃カメラの予約をされた方は、下記の検査前日・検査当日検査前の注意点をよく読まれて来院されますようお願いいたします。その場合はこのすぐ下の診察については、検査当日の検査前にお受けいただくこととなります。

胃カメラ検査を受けることとなりましたら、まず胃カメラを鼻から受けるのか、口から受けるのか、ボーっとした楽な状態で受けられるように鎮静剤を使用するのかどうかなどを、医師と相談して決定します。
その後、検査前後の注意点などを説明し、検査同意書の記載などをしていただきます。
また服薬中のお薬についての確認もいたしますので、お薬手帳をお持ちの方は忘れずにご持参いただけますようお願いいたします。
2.検査前日
検査前日の夕食は、遅くとも夜8時までにお済ませ頂き、その後は何も食べないようにしてください。
ただし水分は、夕食後もお水・お茶・スポーツドリンクなどを摂って頂くことができます。脱水状態にならないように、水分はしっかりとお摂りください。
夕食後や就寝前のお薬については、普段通り内服していただいて大丈夫です。
ただし事前に当院の診察を受けられていて服薬指示のあった方は、それに従っていただけますようお願いいたします。
3.検査当日

検査前

  • 朝の常用薬については(血圧のお薬など)、来院時間の3時間前までに服用してください。ただし事前に服薬指示のあった方は、それに従っていただけますようお願いいたします。
  • 糖尿病の患者さまは、原則として検査当日の朝の糖尿病薬は服用しないでください。ただし事前に服薬指示のあった方は、それに従っていただけますようお願いいたします。
  • 水分(お水・お茶・スポーツドリンク)は検査当日も、ご来院の30分前までお摂り頂くことができます。
  • ご来院後、受付で保険証(マイナンバーカード)と診察券(再来の場合)、お薬手帳(服用中の方)、健診結果・検査結果(ある方)をご提出頂きます。
  • webで直接胃カメラ予約をされた方などの事前診察がまだの方は、まず医師の診察があります(1.検査予約をご参照ください)。
  • 看護師の案内でリカバリールームへ移動し、胃の中の泡を消すお薬を飲みます。
  • その後、鼻の麻酔を行います(口から受けられる方は喉の麻酔)。

胃内視鏡検査(胃カメラ/上部消化管内視鏡検査)

  • ストレッチャーに横になり、ストレッチャーごと内視鏡検査室へ移動します。
  • 静脈麻酔(鎮静剤)を注射し、ボーっとリラックスした状態で検査をお受け頂けます(静脈麻酔を用いない場合は注射を行いません)。
  • 胃内視鏡検査(胃カメラ)の所要時間は、通常5~10分程度です。

検査後

  • 胃内視鏡検査(胃カメラ)後は、リカバリールームで約30分~1時間程度お休み頂きます。
  • ボーっとした感じがなくなった後、医師からの検査結果の説明があります(鎮静剤を使用しない場合は、検査終了後に検査結果を説明させて頂きますので、リカバリールームでの休憩はありません)。
  • 結果説明時には、カラー写真付きの所見用紙もお渡し致します。どのような状態であるかの説明のほか、今後の注意点などについても記載させて頂いております。用紙はお持ち帰り頂けますので、ご自身の健康管理などにご活用ください。
  • 生検検体を採取した場合は(病変などをつまんで組織の一部を取る検査)、顕微鏡での病理組織検査を行いますので、検査結果の説明を受けるために約2週間後にご来院頂きます。
  • 検査終了の約30分~1時間後からお食事を摂って頂くことが可能です。ただし生検を施行した場合は、お食事は検査終了の約2時間後からとなります。
  • 検査後のお食事内容に制限はありませんが、生検を施行された方は検査当日のアルコール・刺激物の摂取はできません。また血が止まりにくくなる特殊なお薬を常用されている方や、検査内容などによっては、個別のお食事制限を指示させて頂く場合もあります。

※ 鎮静での検査を受けられる方は、自転車やご自身の運転でのお車やバイクでのご来院を頂くことはできません(このような手段でお越しの場合は、鎮静なしでの検査とするか、どなたかに乗り物を取りに来ていただくかなどの形となりますことをご了承ください)。

高性能内視鏡洗浄機

内視鏡洗浄機内視鏡洗浄機
エンドクレンズNeo

当クリニックでは、ガイドライン遵守の高性能内視鏡洗浄機を完備しております。一回の内視鏡検査ごとに適切な洗浄・消毒を行い菌やウイルスなどを除去することで、患者さまひとりひとりに清潔で安全な内視鏡検査をお届け致します。

胃内視鏡検査(胃カメラ/上部消化管内視鏡検査)を受けて頂いた方が良い方

以下のような場合は、胃カメラを受けることによって病変の早期発見につながる可能性がありますので、ぜひ検査をお受けください。

  • 症状が続く方

    胸焼け、喉の違和感、詰まり感、もたれ感、みぞおちの痛み、食欲低下などの症状はございませんか。
    胃がんや食道がんなどの悪性疾患のほか、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、好酸球性食道炎など、さまざまな原因でこのような消化器症状があらわれます。
    胃内視鏡検査(胃カメラ)で原因を検索することによって、その後の適切な治療を行うことができます。
  • 貧血といわれたり、便が黒かったりする方

    がんや潰瘍などが原因で、消化管から出血している病態が疑われます。
  • ピロリ菌陽性の(ピロリ菌がいるといわれた)方

    ピロリ菌は、胃がんや胃潰瘍などの原因とされています。
    胃カメラで胃がんなどがないかチェックすることが重要です。
    除菌治療(内服治療)によって、将来的な胃がんの発生を抑え、また胃潰瘍の再発などを抑制することができます。
  • 胃がん検診や人間ドックのバリウム検査(X線検査)で陽性の(異常が指摘された)方

    偽陽性(本当は病気がないのに検査では陽性となってしまった)の可能性もありますが、早期胃がんなどの悪性疾患のことがありますので、ぜひ胃内視鏡検査(胃カメラ)をお受けください。
  • 親族に胃がん患者さまがおられる方

    ほとんどの胃がんの原因はピロリ菌です。
    親族に胃がん患者さまがおられる方は、幼少期の接触でピロリ菌に感染している可能性があります。
    胃内視鏡検査(胃カメラ)やピロリ菌検査を受けて頂き、所見次第で治療を受けて頂く必要があるといえます。
  • 喫煙や飲酒の習慣のある方

    喫煙や飲酒は食道がんなどのリスクになることが分かっています。
    胃内視鏡検査(胃カメラ)をお受け頂くことで、病変の早期発見につながる可能性があります。
逆流性食道炎

逆流性食道炎(右はNBI観察像)

早期食道がん

早期食道がん(右のNBI観察では明瞭化)

胃潰瘍

胃潰瘍

早期胃がん(粘膜下層浸潤がん)

早期胃がん(粘膜下層浸潤がん)

多発性十二指腸潰瘍

多発性十二指腸潰瘍

胃がん検診(一次検診)異常の精密検査(二次検診)にも対応(江東区胃がん精密検査医療機関)

当クリニックは、胃がん検診(バリウムによるX線検査などの一次検診)で異常が見つかった際の(陽性結果)、二次検診の精密検査としての胃内視鏡検査(胃カメラ/上部消化管内視鏡検査)にも対応しております。
当院は「江東区胃がん精密検査医療機関」に指定されています。「胃がん(バリウム)検診」・「胃がんリスク層別化検査」で要精査(精密検査が必要)となった際には当院で胃カメラでの精密検査をお受け頂くことができます。