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便潜血検査陽性の方へ(便に血が混じる方へ)

便潜血検査が陽性(+)だったり、便に血が混じったりしている際に最も注意しなくてはならないのは大腸がんです。便潜血検査が陽性になるのは検査を受けた方の約10%ですが、そのうちの約3%の方で大腸がんが、約30-60%の方で大腸がんの原因となる大腸ポリープ(腺腫など)が見つかります。
進行大腸がんの場合には手術や化学療法(抗がん剤)での加療が必要となりますが、早期がんの場合には内視鏡的に切除できることも多く、またほとんどの腺腫などのポリープは内視鏡で見つかった際にその場で切除することが可能です。
当クリニックでは内視鏡専門医・指導医による苦痛のない楽な下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)が受けられ、正確な治療適応判定のもと、適切な内視鏡治療を受けることができます。

ピロリ菌外来

ピロリ菌はヒトの胃に感染して萎縮性胃炎(慢性胃炎)や胃潰瘍の原因となるほか、胃がんの発生とも強く関連しています。無症状での感染例は非常に多く注意が必要です。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)でピロリ菌感染が疑われる場合には、追加検査を行います。当院で主に施行しているのは、便や尿から感染の有無が分かる非侵襲的な検査方法です。
検査の結果が陽性の(ピロリ菌が存在している)場合には、内服薬による除菌治療を行うことで、胃がんの発生率を減少させるなどの効果が望めます。
当クリニックではピロリ菌認定医による適切なピロリ菌検査・除菌治療を行っております。

胃腸内科(消化器内科)外来

胃腸内科(消化器内科)が対象とする疾患は非常に多く、診察によって得られた患者さまの症状などの情報から、必要とされる際には適切な検査を行い、結果に応じた治療を行っていくこととなります。
当クリニックでは消化器病・胃腸科専門医による丁寧な診察と適切な検査を行うことで疾患の早期発見および鑑別を行い、個々の患者さまそれぞれに対して最良と考えられる治療を行っております。

生活習慣病外来

生活習慣病とは食習慣や運動・休養不足、喫煙・飲酒などの日常の生活習慣が、その発症や進行に関与する疾患の総称です。代表的なものとして、高血圧症・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病などが挙げられますが、自覚症状がないことが多く、健診などで指摘されて初めて気がつかれる方が多いです。
当クリニックでは内視鏡および胃腸疾患診療に主眼を置きながらも、生活習慣病を併発している患者さまに対しては、元気で長生きして頂くために積極的に治療介入を行っております。
なお、現在は内視鏡を含めた消化器疾患診療ニーズの高まりに伴った相対的な医療従事者のリソース不足から、生活習慣病診療の新規受入は停止させていただいておりますので、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

健診・がん検診・内視鏡ドック・予防接種

年度内に40歳以上となる江東区民の方で、江東区国民健康保険加入者、後期高齢者医療制度加入者、および生活保護受給中の方が対象となります。受診対象者には、受診券(シール)と質問票などが入ったみどり色の封筒が送られてきますので、健診期間内にこれらと健康保険証などを持ってクリニックを受診してください。